顎が左右どちらかに曲がっている
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顔の形が左右非対称になっていることに、コンプレックスを感じている人は少なくありません。
顔の形が完璧に均等な人はいませんが、パッと見て非対称が分かるくらいなら、顎変形症の疑いがあります。全体の骨や部位が歪んでいるように見えても、原因は実は「顎」にあることが多いです。
ここでは、顎の異常が原因で顔が左右非対称になる、顎変形症について解説していきます。
顔面非対称の原因
顔面が非対称になっている原因は、顎が左右にズレているためです。顔の真ん中にある骨である、上顎骨と下顎骨の位置がズレている可能性があります。顎の骨のズレは顔面非対称以外にも、下顎前突(しゃくれ)や出っ歯といった症状にもつながるものです。こうした症状を総称して、顎変形症と呼ばれます。
さて、顔面非対称の顎変形症はなぜ起こるのか。実は医学の世界でも、はっきりとした原因は分かっていません。可能性としては、両親や祖父母からの遺伝、顎のアンバランスな成長、かみ合わせの異常、外からの強い衝撃、上顎と下顎をつなぐ組織(関節円板など)の異常、などが考えられます。
人によって原因が異なるので、顎変形症専門のクリニックを受診して詳しく調べる必要があります。
顔面非対称で生じる機能面でのデメリット
顎変形症の顔面非対称によって生じるデメリットは見た目の悪さだけではありません。生活に支障をきたす機能面のデメリットもあります。
いくつか挙げると、下記のようなものがあります。
- かみ合わせが悪くなり咀嚼や発音に異常が出る
- 歯並びが悪くなる
- 顎関節症を併発する
- 肩や首が凝る・痛みやすくなる
顎の骨の位置がズレていると、口を開閉させたときに真っ直ぐに動きません。当然、食べ物の咀嚼や会話時の発音にも支障が出ます。また左右の歯どちらかに負担がかかりやすくなるため、歯並びにも異常が出るリスクがあります。
そして顎の関節の動きがスムーズでないため、「顎の痛み」や「口が開きにくくなる」といった顎関節症の症状が出ることもあります。
さらに、顎変形症や顎関節症といった顎の病気は、筋肉・血液・神経などを通して、首や肩にも凝りや痛みといった異常を及ぼすリスクもあるのです。
手術で治療するメリットは?
顔面が左右非対称になっている場合、口腔外科・形成外科での手術による治療が最適と言えます。手術というと傷跡が残ることに不安を感じる人も多いでしょう。しかし顎変形症の手術は顔に傷が残ることはないので、安心してください。
特に、「顎変形症に特化した専門のクリニック」での治療がおすすめです。
なぜなら、以下の3つのメリットがあるためです。
- 骨切り手術によって骨を動かせるので、顔の骨格を土台から調節できる(美容外科では不可)
- 通常の矯正治療では難しい症例でも高い治療効果が期待できる
- 症状や原因を詳しく分析できるため治療の確実性が高い
鶴木クリニック医科・歯科は顎変形症専門のクリニックですので、これら3つのメリットは揃っています。顔の左右非対称を感じた場合、当院でカウンセリングを受けられることをおすすめします。手術後の入院期間が、国内最短の3〜5日である点も強みです。(通常2週間前後)
ただ、「鼻や口など一部分のズレが気になる」という人は、まずは美容外科から受診することも選択肢の1つです。