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2018/12/18治療期間を短くする方法

サージェリーファースト法による顎変形症の治療は、従来法よりも治療期間が短いといわれています。

顎変形症の治療は人工的な骨折によりアゴの位置を改善させ、矯正治療で噛み合わせを作れる状態にする治療いえます。


サージェリーファースト(SF法)とは、矯正治療前に顎変形を改善する方法です。

咬み砕いて説明しますと いきなり手術 という事です。最近はやりのステーキみたいですね。


従来法  検査・診断 → 術前矯正 → 手術 → 術後矯正

SF法   検査・診断 → 手術 → 矯正治療


SF法は、顔の変形といった大きな悩みをはじめに改善できるとい利点があります。一方で手術後はまったくかめないとい欠点もあります。

SF法のもう一つの利点としては、歯の動きが早くなる。⇒ 矯正治療の期間が短くなるといわています。

治療の初期に手術を行う事により上アゴや下アゴなどの手術した部位の代謝が亢進して、骨の治癒が促進にあると言われています。これをRAP現象(Regional AcceLeratory Phenomeno)といいます。また、手術をする事により全身的にも骨代謝が活性化されるSAP現象(Systemic Acceleratory Phenomenon)も起きるといわれております。

このRAP現象・SAP現象といった骨代謝の亢進が、手術後の矯正治療を速くさせるといわれています。

こういった事からサージェリーファーストでは、従来法よりも治療期間が短いという説には科学的根拠があるといえます。

こういった利点のため当院でもサージェリーファーストを希望される患者さんが増えています。

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2018/12/18治療期間を短くする方法
サージェリーファースト法による顎変形症の治療は、従来法よりも治療期間が短いといわれています。
顎変形症の治療は人工的な骨折によりアゴの位置を改善させ、矯正治療で噛み合わせを作れる状態にする治療いえます。

サージェリーファースト(SF法)とは、矯正治療前に顎変形を改善する方法です。

咬み砕いて説明しますと いきなり手術 という事です。最近はやりのステーキみたいですね。


従来法  検査・診断 → 術前矯正 → 手術 → 術後矯正

SF法   検査・診断 → 手術 → 矯正治療


SF法は、顔の変形といった大きな悩みをはじめに改善できるとい利点があります。一方で手術後はまったくかめないとい欠点もあります。

SF法のもう一つの利点としては、歯の動きが早くなる。⇒ 矯正治療の期間が短くなるといわています。

治療の初期に手術を行う事により上アゴや下アゴなどの手術した部位の代謝が亢進して、骨の治癒が促進にあると言われています。これをRAP現象(Regional AcceLeratory Phenomeno)といいます。また、手術をする事により全身的にも骨代謝が活性化されるSAP現象(Systemic Acceleratory Phenomenon)も起きるといわれております。

このRAP現象・SAP現象といった骨代謝の亢進が、手術後の矯正治療を速くさせるといわれています。

こういった事からサージェリーファーストでは、従来法よりも治療期間が短いという説には科学的根拠があるといえます。

こういった利点のため当院でもサージェリーファーストを希望される患者さんが増えています。

2019/11/09その他
ホームページを公開いたしました。
鶴木クリニック医科・歯科のホームページをご覧頂きまして、誠にありがとうございます。
この度、WEBから最新情報をお届けできますようホームページを公開いたしました。
今回、パソコンだけではなくスマートフォンからの表示も見やすくいたしました。
是非ご利用ください。

今後とも鶴木クリニック医科・歯科を宜しくお願い申し上げます。

2018/12/15女性のアゴに感する悩み
妊娠と顎変形症手術

女性の患者さまから妊娠と顎変形症手術について、相談される事があります。 

『治療中に妊娠するかもしれない。』
『現在、夫と子供の相談をしている』
『妊娠前・後、いつ治療をはじめるべきか』
といった内容になります。

私は、経験から3つの方法があると考えます。

1.術前検査・術前矯正を開始してしまう。
  健康保険による治療ですと、術前矯正は最低6か月行う必要があります。ですから、妊娠前・妊娠中に術前矯正を進めるだけ進めてしまい、出産後
  適切な時期に手術を受けれるように準備してしまうという方法です。実際に、矯正治療を開始されてから妊娠される方を数多く担当させて頂きま
  した。プラークコントロールをしっかりして頂ければ、大きな問題になることは無いようです。
  
2.  出産後に治療を開始する。
  妊娠・出産は体力的にも精神的も疲れるものであると伺っております。更に、口の中に矯正器具が装着されていますと口内炎を引き起こしてしまう
  リスクも高いといえます。出産して、落ち着いた時に治療を開始するというのも正解の一つであると考えます。
  但し、実際に子育てが始まりますと、忙しくて治療の事をすっかり忘れてしまい、5年位経ってから検査にいらっしゃる方もいますね。

3.サージェリーファースト法にて、まず手術を終えてしまう。
  妊娠中に、顎変形症手術を受ける訳にはいきませんので、妊娠前にまず手術を終えてしまうという方法です。
  矯正治療は、妊娠中でも受ける事ができますので 実に合理的な方法だと思います。
  但し、サージェリーファースト法では健康保険による治療が行えませんので、治療費が高額になってしまうという問題があります。


どの選択肢にも利点・欠点があります。どの方法を選ぶかは患者さんと家族次第といえます。
妊娠・出産は人生における大切な一大イベントです。顎変形症治療と妊娠に関しまして、ご相談がありましたら遠慮なくお問合せ下さい。

日本口腔外科学会専門医  鶴木三郎
HPを見たとお伝え下さいHPを見たと
お伝え下さい
047-334-0030